大阪桐蔭と履正社が共に「北大阪」入り。南大阪の有力校は… ー2018年夏の甲子園
ついに来年「第100回」を迎える夏の甲子園大会。10年ごとの記念大会では毎回出場枠が増やされ、大阪は「北大阪」「南大阪」で分かれることになった。2017年選抜決勝で大阪対決を実現させた2強・大阪桐蔭と履正社はともに北大阪入り。各有力校の分布をここで整理してみよう。
今秋の府大会ベスト8に残った各校はどちらのブロックへ属しているのか調べてみると、以下のようになった。
【ベスト8】
箕面学園→北大阪
大塚→南大阪
大商大堺→南大阪
池田→北大阪
【べスト4】
興国→南大阪
近大付→南大阪
【準優勝】
履正社→北大阪
【優勝】
大阪桐蔭→北大阪
こうしてみるとよくできたものだ。ベスト8では北と南がちょうど半分に分かれている。さらに北大阪には金光大阪、関大一などが控え、南大阪にも上宮太子、大阪偕星、大体大浪商といった有力校がひしめく。北大阪では藤原、根尾、横川、中川など今夏の甲子園を経験したタレントを擁して秋季近畿大会を制した大阪桐蔭の強さが際立つ。一方で南大阪には実力が抜けたチームは見つからない。甲子園出場経験のある高校が地力を見せるのか、または初出場校が甲子園の地を踏むのか。どこが抜け出して来夏の出場権を獲得するか、今から楽しみだ。